1. 洗い過ぎや間違った洗い方による頭皮の臭い・頭皮の乾燥

シャンプーで洗いすぎるから頭皮臭っちゃうの?

洗いすぎからくる頭皮の臭い

洗いすぎからくる頭皮の臭い

頭皮の臭いが気になったり、「いつもより頭皮が臭うかも・・・。」と思うと、普通に考えて洗い方が足りなかったんじゃないかと思い、いつもより丁寧にシャンプーをするのが普通ですよね。夜だけだったシャンプーを1日2回にしたり、シャンプーの二度洗いなど頭皮の臭いが気になれば当然のことです。

しかし、この丁寧なシャンプーが頭皮の臭いを悪化させているのです。さらに、頭皮の臭いだけではなく、かゆみが出たりベタつきなどを引き起こしてしまうこともあります。

ではなぜこのような症状が起きてしまうのでしょうか?

実は洗浄力の強いシャンプーや回数を増やすことで頭皮の常在菌や頭皮に必要な皮脂まで洗い落としてしまっているからなんです。こうなると身体が防御反応を起こし、より多くの常在菌と皮脂を分泌してしまい、それが頭皮の嫌な臭いの原因となってしまいます。

また、しっかりとシャンプー剤を洗い流せてなかった場合も残ったシャンプー剤を餌に雑菌が繁殖し、そこからも嫌な臭いが発せられてしまいます。

正しいシャンプーの方法を学ぼう

正しいシャンプーの方法を学ぼう

さて、ここからは正しいシャンプーの仕方を紹介します。

シャンプーで何より気をつけたいのは「頭皮をきっちり洗うこと」と「すすぎをしっかりすること」です!シャンプーの成分ももちろん大切ですが、特に洗い方とすすぎ方をきっちり守れば、頭皮や髪の状態も格段に良くなります!是非試してみてください!

正しいシャンプーの方法

STEP1:ブラッシングする

髪のもつれを取り、ほこりなどを落とします。頭のてっぺんからとかしても髪がもつれなくらいの目の粗いブラシを選んで使いましょう。

STEP2:しっかり濡らす

シャワーヘッドを地肌に付けて地肌からしっかり濡らします。その時のシャワーの温度は38度?40度が適温です。地肌をしっかり濡らすと大半の汚れが落とせます。ハードなスタイリング剤が落ちにくい時は、お湯をお当てて指の腹で髪を揉みほぐしてみてください。それでも落ちない場合はシャンプーを軽く泡立てて流してから本シャンプーへ。

STEP3:一度水気を切る

手のひらを合わせて毛先の水を切ります。ショートの場合はオールバックにするように手で髪を撫でつければOK!髪から水がボタボタと落ちるくらい濡れたままだとお湯と一緒にシャンプー剤が流れてしまうため、泡立たない原因になってしまいます。泡立ちにくいと必要以上に髪をこすってしまい痛みの原因にもなるので、シャンプーの前に髪の水気はしっかり切ることがコツです!

STEP4:使うシャンプーの量は?

使っているシャンプーの適量を知りましょう。ミディアムで1プッシュ程度が基本です。自分の髪の長さによって量は調節してください。

STEP5:手のひらで泡立てる

まずは手のひらで泡立てます。泡立てネットを使ってモコモコになるまで泡立てるのもオススメです!原液を直接頭につけると頭全体にまで行き渡らず洗い残しやすくなります。頭皮が痒くなるなどのトラブルの原因にもなるので、しっかり泡立ててから使いましょう。

STEP7:泡は地肌からつける

シャンプーで一番洗わないといけないのは頭皮です。泡立てたシャンプー剤は髪ではなく地肌に直接つけていきます。後頭部は髪が多い場所なので、シャンプー剤がつきにくい場所です。髪をめくって上から下へつけていきます。この時、頭皮がきちんと洗えていないと皮脂が溜まって毛穴をふさぎ、直毛の人でもくせ毛になってしまうこともあるので、しっかりと地肌を洗うようにしましょう。

STEP8:頭皮をマッサージするように洗う

シャンプーで洗うのは頭皮だと考えてください。頭皮を洗えば髪も一緒に洗えています。襟足やこめかみ、もみあげ部分など洗い残しがないようにしましょう。また、頭皮をつかみ指の腹で円を描くように頭皮をふにゃふにゃ動かす感じで頭皮をマッサージします。ジグザクな動きをプラスしてさらにマッサージをすれば毛穴もキレイになり、血行も改善して健康な髪が育ちやすい環境になります。

STEP9:しっかりとすすぐ

頭皮にシャワーヘッドを当てて、地肌からしっかりと流します。すすぎ残しのないようにぬるつきがなくなるまで流してください。この時シャワーと連動してシャワーの当たっている部分のお湯を動かすとマッサージ効果が期待でき、血行が良くなります

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