かゆみや臭いだけじゃない！女性に多い頭皮トラブルを紹介！
女性に多い頭皮トラブルとは？
最近、私の周りでも多くの友達から頭皮トラブルの悩みを聞くようになりました。急に頭皮がかゆくなりだした、フケがたくさん出るようになった、頭皮が臭いと思うようになった、というものから、ふと鏡で見たら頭皮が全体的に赤くなっていた、というケースまでありました。
私は臭いが一番気になっていましたが、頭皮や髪にまつわるトラブルは決して臭いだけではなさそうです。話を聞いているうちに、私の身にもいきなり起きたら怖い・・・と思い、いろいろと調べてみることにしました。するとどうやら、頭皮トラブルで悩みを抱える女性はたくさんいるみたいです。
そこで今回は調べた結果、いつか自分の身にも起こるかも・・・と思った3つをまとめてみました。主に考えられる原因と、簡単な治療法を紹介していますので、もし今悩んでいらっしゃる方がいたら参考にしてみてください！
おしゃれをしたい人に欠かせないカラーリングは、実はかなり頭皮に負担をかけます。薬液に対してアレルギー症状が起こると頭皮に湿疹が表れたり、かゆくなったりする場合もあります。
また、アレルギーの心配がある方や、カラーリングで染みた経験がある方は、市販のカラー剤を使ったカラーリングは控えることをおすすめします。市販のカラー剤はどんな人でも使えるよう、髪を染めやすくするためにアルカリ剤が強めに配合されているためです。アルカリ剤は頭皮や髪に成分が残りやすいので、ダメージの原因になるんです。
さらに、最も注意が必要なのは女性の生理中や妊娠中のカラーリングです。ホルモンバランスが変わる生理中や妊娠中は頭皮が敏感になりやすく、普段よりも染みやすい、かぶれやすいといった症状が出ることがあります。
もしカラーリングをして少しでも異常を感じたら、すぐに使用をやめることをおすすめします。不安があるけど使ってみたい、という場合には、美容師さんと相談しながらが安心です。
特に生活習慣は変えていないのに突然頭皮にかさぶたができた、という経験をした人がいらっしゃったら、シャンプーが原因となっている可能性があります。最近シャンプーを変えてからかさぶたが出始めたのであれば、洗浄力が強いものよりも、刺激の弱いアミノ酸系シャンプーを使ってみましょう。
また、頭皮の乾燥や、枕カバーの変え忘れもかさぶたの原因になります。枕カバーをずっと変えないでいると雑菌が繁殖して頭皮の炎症を起こしますので、頭皮に触れるものを清潔に保つことも大切ですね。
ここまでに挙げたどれも心当たりがない、という方は、脂漏性（しろうせい）皮膚炎も疑われます。脂漏性皮膚炎はかゆみが発生するため、頭皮をかいてしまってかさぶたになる、というケースです。この場合も原因はいくつか考えられますが、ビタミン不足になっていることが多いです。
頭皮のかさぶたを放っておくと、薄毛や抜け毛の原因にもなります。少しでも早く治したいのであれば皮膚科に行って診てもらうのが一番確実で早い治療法ですが、自分に合った根本的な改善策を見つけ出して実施することが大切です。
ふとしたときに頭皮の赤みが目に留まった場合、それは紅斑（こうはん）の可能性があります。紅斑は頭皮の毛細血管の拡張によって頭皮の下が透けて赤く見えている状態です。見分け方は簡単で、指で軽く押してみて赤みが消えるようであれば紅斑と判断できます。
普通は髪の生え際が赤くなるだけでかゆみや痛みはありませんし、すぐに病院で処置しなければ危ないといった類のものでもないのですが、長期化するとかゆみや痛みが発生するだけでなく、化膿することもあります。
紅斑は様々な要因によって引き起こされるものなので、なかなか一つに絞り込むのは難しいのですが、カラーリングによる刺激や乾燥、紫外線も原因になることがあります。
ただ、カラーリングで染みたり、かさぶたができるよりも気づきにくいので、日頃から習慣的に頭皮をチェックしておくことが早期発見の近道です。
対処法としては乾燥から頭皮を守るために化粧水や乳液を利用することも有効ですし、シャンプーのときに使えるブラシで頭皮をマッサージしてあげることも効果的です。マッサージによって血行が促進されたり、余分な角質を落とすことができますよ。
