その頭皮の嫌な臭い、もしかして加齢臭？

自分の頭が臭う！加齢臭になる原因とは？

朝起きたらなんだか枕が臭う気がする・・・。そんな経験をしたことはありませんか？

こんなとき、パッと頭に浮かぶのは「加齢臭」の三文字です。加齢臭はなんとなく男性に多いイメージだし、自分から加齢臭がするなんて信じたくない！という気持ちもよくわかります。

ではその臭いが本当に加齢臭なのかはどうやって判断すれば良いかというと、加齢臭はクレヨンや油粘土など、脂っこい臭いがします。ただ、体質や生活習慣によって人それぞれ微妙に違っていることもあるそうです。

加齢臭は皮脂腺から分泌された皮脂の脂肪酸が過酸化脂質と結びつくことで酸化し発生する臭いです。頭皮は人間の身体の中でも皮脂腺の数が多い場所なので臭いも発生しやすくなっています。しかも生活習慣の乱れなどによって皮脂の分泌量が過剰になってしまうこともあるんです。

女性は加齢臭がしにくいって本当？

確かに一般的なイメージの通り、男性と女性の皮脂腺の活動に差があることから加齢臭は女性よりも男性に多い傾向にあります。それに50歳くらいまでは女性ホルモンが皮脂の酸化を抑えてくれること、男性に比べ活性酸素の発生量が少ないことなども女性の加齢臭がしにくい理由です。

ですが逆にいえば女性でも50歳を過ぎたら加齢臭が以前よりしやすくなってしまうということでもあります。一度加齢臭に気づいてしまうと人と近い距離で長時間過ごさなければならない電車やエレベーターなどに乗るのが嫌になることもありますし、会食などでも頭の臭いが気になるとなかなか落ち着けないので困りものです。

でも、加齢臭はかたよった食生活を改善したり、不規則な生活習慣を直したりするほか、洗髪などできちんと対策をすれば臭いを抑えることができますよ。その方法と秘策についてこれからご紹介します！

加齢臭撃退の鍵を握るのは洗髪とシャンプー選び！

加齢臭の対策で最も効果的なのは洗髪の方法とシャンプーを変えることです。適切な処置を行えば加齢臭を抑えていくことができますが、誤った方法を続けたり、加齢臭対策に効果的でないシャンプーを使ったりするとかえって臭いがひどくなってしまうこともあるので注意が必要です。

おすすめはアミノ酸系の両性界面活性剤が使われたシャンプーです。洗浄力が強い石油系のものは本来頭皮に必要な皮脂まで落としてしまい、かえって皮脂の分泌を増加させることで加齢臭をきつくする原因となってしまいます。強すぎない洗浄力があって刺激が少ないシャンプーが理想です。

最後に正しい洗髪の手順をまとめたので、参考にしてみてください。